外反母趾の靴の選び方

良い靴が、素敵な明日へ運んでくれる!

靴と歩行の調律家 田村智津子です。
山口県下松市にて、3万人の足をみてきたママさん理学療法士が、足元のおしゃれと健康の両立を本気で応援します!

いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

ブログを読んでくださっている方から、『外反母趾の方の靴の選び方』について、お問い合わせのメールをいただきました。
嬉しい!ありがとうございます!

今日の記事は、私からの返信メールを元に作成しました。良かったら、ご覧ください。看護師の資格をお持ちのフットケアサロンオーナー様宛てなので、専門用語も多少入っておりますことをご了承ください。

足の詳しい状態が分からないので、一般的な内容で回答させていただきますね。

外反母趾の方は、母趾の付け根に靴が当たらないようにと、幅が広すぎる靴を履いて歩かれる傾向にありますが、それだと、靴の中の足がだんだん前方へずれていって、靴のつま先部分に押し付けられることで、足の指が余計に曲がってしまいます。

一般的に販売されている『外反母趾用』の靴は、ただ幅が広いだけなので、かえって悪化させる可能性が高いです。

踵〜甲が細めで足にピッタリとフィットする靴を選ぶと、足の指の付け根の広がり(開帳足)や、靴の中で足が前にズレることを防ぐことができます。(足の指の付け根から先は広くても構いません)

開帳足のある方は、立つと足がベタっと横に広がって幅が大きくなってしまい、それが変形の一因となるので、その広がりを抑えるために、体重が乗っていない状態での足の形をキープして支えてくれる靴が必要です。

足の指の付け根よりも手前(踵に近い方)を締めれば、指の曲がりが軽減されますし、足のアーチを保持するのにも効果的です。

スニーカーの場合は、靴紐の結び方を変えてしっかりと締めるだけでも、痛みが軽くなる場合があります。
(当サロンでは、オニツカタイガーというメーカーの『セラーノ』というモデルをお勧めしています。)

革靴の場合、適切な幅の靴を選び、必要に応じてインソールで調整したり、母趾の付け根にピンポイントで当たる場所だけ革を伸ばしてもらったりという対処をすると、痛みが少なくなると思います。

シューフィッターが在籍している靴屋さんで、足長(踵〜一番長い足趾の先までの長さ)と、足囲(母趾の付け根の関節〜小趾の付け根の関節を結ぶ部位の周径)を測り、適切な長さと幅の靴を選ぶことをおすすめします。

できれば、椅子に腰かけた状態で足囲を測ってくれるところが良いです。
(一般的な靴屋さんでは、立った状態で測定することが多い)

以上ですが、他に具体的なご質問などございましたら、教えていただければできる範囲でお答えいたしますので、お気軽にお申し付けください。

この度は誠にありがとうございました。

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