リハビリは偽善か
良い靴が、素敵な明日へ運んでくれる!
靴と歩行の調律家 田村智津子です。
山口県下松市にて、3万人の足をみてきたママさん理学療法士が、足元のおしゃれと健康の両立を本気で応援します!
いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
目次
リハビリは偽善か、それとも・・・
現在、私が働いている『回復期リハビリテーション病棟』には、主に脳卒中で身体に麻痺がある方や、足の骨折で歩けなくなって手術した方など、さまざまな患者様が入院してリハビリに励んでおられます。
多くの方はある程度歩けるようになってご自宅へ退院されますが、中には、改善が思わしくなく、施設や療養型病院へ移られる方もおられます。
リハビリへの取り組み方も人それぞれで、ストイックに頑張る方もいれば、疲れやすく積極的ではない方、認知症や麻痺が重症で出来ることが限られる方など・・・
患者様やご家族様は、『リハビリを続けてさえいれば、いつか奇跡が起きて治るのではないか』と思っている方が多いのですが、回復には限度というものがあり、ときに過剰な期待がプレッシャーとして療法士に圧し掛かります。
私は長年理学療法士をやってきて、『できないものはできない、なるようにしかならない』ことを知っていますから、プレッシャーというよりは、切なさを感じることが多いです。
世間では『ありのまま』でいることを良しとする風潮がありますが、そう言いながら、患者様の『ありのまま』の姿は、ご自身やご家族にとって目を背けたい事実であれば、受け入れられない。
『ありのまま』を、受け入れる。非常に難しいことですね。
死について考えることは、生き様を考えること
『自分だけは大丈夫』
『自分の親だけは大丈夫』
なんて、思っていませんか?
私は、この世の中に、『絶対に正しい』ことなど何ひとつない、と思っていますが、それでも
『(肉体としての)人間は、必ずいつか死ぬ』
これだけは、(現時点では)避けて通れない問題です。
ほとんどの場合、『ピンピンコロリ』ではありません。
徐々に体が弱り、自分ではできないことがどんどん増えていき、
何年も寝たきりで過ごしてから亡くなる方も大勢おられます。
そして、リハビリは、万能薬でも、魔法でもありません。
食事制限も行動制限も厳しいのに『長く入院すればするほど、身体がムキムキになって転倒しなくなる』なんて、ありえない。
身体の状態によっては、早めに退院して外に出る機会を増やす方が良い場合も多いです。
病院で受ける治療以外にも、できることはたくさんあります。
これを、元気なうちから、知っておいていただきたいのです。
自分は、どのような最期を迎えたいか。
死について考えることは、生き様を考えることにつながります。
病気や怪我で苦しむ前に、できることは何でしょうか?
いざというときの備えを、しておられますか?
ケガや病気は、予防できるのが一番ですが、健診には行っておられますか?
薬を飲み忘れたり、反対に、処方されるがまま大量に飲んだりしていませんか?
食事や運動,睡眠など、生活習慣に少しでも気をつけておられますか?
心身のメンテナンスをしておられますか?
(靴にも気を付けてくださると嬉しいですね)
メディアで流れている様々な情報を、鵜呑みにしていませんか?
(情報が信頼できるかを自分で吟味して、自分で選び取りましょう)
ご自身が倒れたときに助けてくれる存在もまた、重要です。
日頃から、周りの方を大切にしてあげてください。
ケガや病気の全てを予防できるというわけではありませんが…
できる範囲での対処はしていきましょう。
私も、来月、夏の職場健診を必ず受けます。
知っていて実践しなかった分は、きっと後悔するから…
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