ブーツのサイズ調整の実際
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良い靴が、素敵な明日へ運んでくれる。
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靴と歩行の調律家 田村智津子です。
山口県下松市にて、3万人の足をみてきたママさん理学療法士が、足元のおしゃれと健康の両立を本気で応援します!
よかったら、最後までご覧ください。
私物のブーツを調整しました
今回は、私物のブーツ(23.5㎝,ウィズD)を実際に調整したところをお見せします。
足のアーチを支えて足の前滑りを防ぐ
アカデミーに入る以前は、このような極厚インソール『スタイリッシュウォーク』を使っていました。
足のアーチの隙間を埋めて支えてくれるインソールです。
クッション性が高いので、足裏に感じる違和感や圧迫感は少ないです。
厚みがあるので、足の裏側だけでなく、甲側の隙間を埋めるのにも役立ちます。
(それでもすき間がある場合は、シュータンパッドで埋めます)
通常の位置はこのくらいですが…
つま先側の盛り上がり(中足骨パッド)がかなり大きいので、少し踵寄りにずらして入れるのをおすすめします。
足が前に滑るのを止める効果がアップし、足裏の違和感も感じにくくなります。
シュータンパッドの使い方実例
先日の記事でもご紹介しましたが、ブーツの調整には『シュータンパッド』が大活躍します。
今回は、これを両サイドに貼ってみました。
張り付ける位置は、足の指の付け根の関節の膨らみのすぐ手前です。
足のアーチを支えすぎるのも、実はよくない
靴の両サイドにシュータンパッドを入れたら、インソールはここまで分厚いものでなくても大丈夫でした。
足のアーチを支えているのは骨だけではなく、足の裏にある足底腱膜がバネのような役割をして、足にかかる衝撃を吸収する仕組みになっています(トラス機構)。
アーチを支えすぎるのも、足にとっては却ってよくありません。
足底腱膜を強く圧迫すると、痛みが出たり伸びきったりして、その機能を十分に果たせなくなるからです。
靴の幅を調整し、足の踵~甲がピッタリと靴に合うようにするだけでも、足の骨格が整いアーチを補助してくれます。
神戸屋でおすすめしているインソール
先ほどのインソールを取り除き、『Heavenly Insole(3/4サイズ)』へ変更しました。
これは、ブーツやローファーなどを調整するときに使う、足の後ろ側(踵~足趾の付け根)専用のインソール。
先ほどのインソールは位置を合わせるのがちょっと面倒ですが、『Heavenly Insole』は、踵に合わせて入れるだけなので簡単です。
これで足りない分は、つま先側のインソールや、シュータンパッドを追加します。
秋冬はタイツやソックスなどのフットウェアでもサイズ調整が効きますので、今回はこれで様子を見ます。
やり方次第では、スニーカーのような履き心地が実現できます。
良かったら、お試しくださいね(^▽^)/
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