一旦立ち止まり、自分の声に耳を傾ける
良い靴が、素敵な明日へ運んでくれる。
当HPへお越しいただき、誠にありがとうございます。
靴と歩行の調律家 田村智津子です。
山口県下松市にて、3万人の足をみてきたママさん理学療法士が、足元のおしゃれと健康の両立を本気で応援します!
目次
どうしてこんなに心が揺らいだのか?
水曜日のブログをお休みさせていただきました
回復期リハビリテーション病棟での勤務は、急性期病棟とは違ってシフト制なので、身体はそれほどきつくないのですが、生理前に大きなストレスがかかると、落ち込んでしまうことがあります。
ネガティブなことしか頭に浮かばなかったので、勝手ながら、水曜日のブログをお休みさせていただきました。
私は自分の感情に嘘をつくのが苦手です。そもそも、嘘をつくのが下手ですし…
そんなときには、ついつい、黙り込んで、頭の中で独り言。
『私の中の”黄色い少年”が、またいじけて騒いでるなあ~』
と、思いながら、落ち着くのを待ちます。
感情的になりすぎると、周りに迷惑をかけてしまうから。
善意の裏から透けて見える偽善
過去記事でも取り上げましたが
『病院業務なんて、偽善だらけだ』
今まで、そう思って仕事をしてきました。
どの業界にも言えることでしょうが、実際に働いてみて初めて、裏側が分かる。
『できるだけのことをやっているのだから、患者様から不満を言われても仕方ない』
『やるべきことをやっているのなら、自分が責任を感じ過ぎる必要はない』
いつもなら大抵、そうやって受け流せるのですが…
今回はそうもいかなかった。
医療が進歩したとはいえ、治療法が解明されていない病気も多く、治療効果にはどうしても限界があります。
人員や設備が限られる中、できる限りの対応をしてはいますが、患者様が十分満足できるサービスを提供できるとは限りません。
そこまでの責任が取れないことが分かっていても、病院としては、治療を行う義務があり、ひとつのトラブルが命の危険につながる可能性のある医療現場では、患者様(やご家族)は、検査や治療を行う前に同意書への記入を求められます。
また、患者様が治療への意欲をなくさないよう、(本人様に対しては)詳しい病状説明を行わないことも多く、ときには、患者様に対して嘘をつかないといけない場合もあります。
- (歩けるようにはならないけれど)リハビリを頑張って歩けるようになったらいいですね
- (ご家族は施設入所を希望しておられるけれど)家に帰るためにリハビリを頑張りましょう
- 病院で病気の悪化や骨折が起こらないよう、必要だと判断した場合は身体拘束を行います
- 日中寝てしまうと夜寝られなくなるし、筋肉が落ちて身体も弱ってしまうので、(朝から消灯まで休まず)車いすに座って過ごしましょう
医療従事者が良かれと思ってやっていることが、患者様から見れば”偽善”になってしまう。
そういう場面が本当に多くて
それを良しと思っていないのに、やらざるを得なくて…
そして、自分の責任を超えた範囲のことで責められると、図星をつかれたみたいな気がして
もう、どうしていいか分からない。
自分の感情に蓋をするしかないんです。
それが、大人になるってことだと思ってた。
でも、私には、どうしても無理なときがある。
コロナ禍による面会制限で、ご家族と十分な情報共有ができない状態が続いています。
病院と外部との溝がどんどん深まり、世間から分断されている気がしてなりません。
うちの病院には、まだコロナ患者様は居ませんが、それでも、この状態。ゾッとします。
せめて、オンラインで面会できればねえ…
せめて、病院の外では素の自分でいたい
先ほど『病院業務なんて、偽善だらけだ』と、書きましたが
本来、100%の正義や正解も、100%の悪や間違いも、存在しない。
立場や状況,時代が変われば、簡単に変わってしまうものだから。
新しい『風の時代』に向けて、ジャッジしない生き方をしたいけれど、なかなか難しい。
言い争いは好きではないので、なるべく相手に合わせます。
だからといって、何も考えていないわけでも、相手に媚びているわけでも、自分が特別善人というわけでもなくて
『100%正しいとは限らない自分の意見を、何が何でも通すこと』が、正解ではないことを知っているから。
『自分の考えだけが正しい』と思い込んでいる人は、けっこう多いと感じていて
多くの時間と労力を、自分の意見を他人に押し付け、議論することに費やしています。
そのほとんどが、身勝手な、どうでもいい話だったりする。
私にそんな暇はないから、『くだらない、さっさと終わらないかな』と思うだけ。
靴のことも、ビジネスにつながれば嬉しいんですが、病院で働いている今、すぐにというわけにはいかないし
自分の思いや知識を『正しさ』として強く主張するあまり、人の恐怖心や劣等感,虚栄心などを煽るようなことは、好ましくありません。
興味のある方だけに伝えられればそれでいいので、必要とされれば、いくらでもお話ししますが、聞いてみて腑に落ちなければ、それにとらわれる必要もありません。
(靴だけ変えれば良い、というわけでもないですから)
私は、靴のことを学ぶ以前から、自分の気持ちや考えを整理するため、日記代わりにSNSやブログを利用していました。
物心ついた頃から『変わり者』と言われ続けた私でも、ちゃんと生きている。
対立ではなく、強みを活かして協力し合う世界になるように
理学療法士として、一児の母として、一人の女性として、私が感じたことが、誰かの助けになったら嬉しい。
そんな私ですが、今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
次回は、何か靴に関することを書きますね。
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